Wake Up,Girls! への想い

WUG。
いつの間にかハマってしまった。

もともとはよくあるアイドルグループだと思っていて。2017アニサマで少し雰囲気の違いを感じたけど、すごいな！と思ってもワンマンには行かず。

解散を聞いてから大宮の参加を決めたくらい。それも
最初は別イベのついでだった。予習ほぼゼロ。アニメも見てない。曲は少し知ってただけ。
観光くらいの気持ちだった。

軽い気持ちで参加した大宮は、衝撃的な公演だった。

はじめのSHIFT。
後ろの映像に合わせて踊る姿はミュージカルでも見てるのか？と思うようなものだった。

そうやって見とれていたと思ったら突然ステージは走りだして…表現力、ステージの楽しさ、怒涛のように流れてきて、はちゃめちゃで、ものすごい力で頭をぶん殴られたかのような衝撃だった。

「わぐってよくあるアイドルのはずでは？」
そんな概念が崩れた。

start it upのSHIFTがなかったら、僕はワグナーじゃなかっただろう。

すぐにもっと行きたいと思い、その場で夜公演も探して入場。
昼夜公演はほとんど経験がなかったけど、アドレナリンが出まくって楽しかった記憶しか残っていない。

でも。僕が本当にWUGに落ちたのは、
TUNAGO をちゃんと聞いた時だった。

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少し話は変わって。
自分は神戸出身で、今も住んでいる。

幼い頃に阪神大震災があって。
幸い身内に大きなけがはなかったけれど、神戸が大好きでたまらない自分にとっては、すごく意識をしている出来事。

20年経ち、風化を恐れる声が多く挙がっている。
だからこそ1.17の集いにはしっかり参加して、毎年光景を目に焼き付けるようにしている。近年は特に意識して写真も見返したり。
いろんな人に助けられて、繋いで頑張ってきたことを、立ち上がってきたことを感じている。

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TUNAGOに戻って。
自分は音楽をメロディで聞くきらいがあり、キャッチーではない曲は敬遠していた。TUNAGOも例に漏れなかった。
友人からいい曲だ！と聞いていたけど、なんとなく避けていた。

しかし、大宮に参加し、WUG bestを集めて、一通り聞く中で いつだったか、ちゃんと聞いた。

色々な情景が思い浮かんで自然に涙が出た。
知ってたはずだけど、気には留めていたつもりだけど。忘れていた東北。

自分が意識して目に焼き付けてきたものもリンクした。

自分たちと、同じだ。

それを感じた瞬間に、すっと腑に落ちて
僕はWake Up, Girls!にツナガった。

敬遠していた曲も飛ばさず聞くようになって、少しずつだけどメッセージも感じるようになって。
過去のブログやみんなのレポートを読んで過去の活動を知り。そしてライブに行って、みんなをどんどん好きになった。一回一回、好きが増している。

ユニットにこんなにハマったのは初めてなんだけど、そうなんだけど。
WUGはこの7人じゃないといけない、一人欠けたらダメなグループなんだということをすごく感じている。

他人を繋ぐ前に、彼女たちがすごく繋がってるんだ。
だから、頑張ろうの曲が、みんなをツナグ曲が、あらゆる曲が刺さってくる。

次は仙台。
ツアーの旅の果て。彼女たちのHOME。繋いできた場所。

こんな稚拙な文を書くだけでどうしようもなく泣けてきて、いざ始まったらちゃんと前を見ていられるかわからない。
でも、参加できる喜びを噛み締めながら 最後まで見届けたいと思う。

愛を込めて、TUNAGO。